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田中さん。
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【QOL向上】買ってよかったガジェット・家電・雑貨まとめ

【保存版】一眼レフで花火撮影!初心者向けに設定を簡単解説!

田中さん。

どうも!田中さん。(@TAR0222)です!

夏の風物詩の一つである「花火」。花火大会のダイナミックな花火もせっかくなら綺麗に撮影してみたいですよね?

魅力的な被写体である「花火」ですが撮影に対して次の様な印象がありませんか?

花火撮影の印象

・撮影が難しそう(初心者には敷居が高い)
・撮影機材が高そう
・オートで撮影しても綺麗に撮れない

一見すると難しそうな花火撮影ですが、花火大会の花火もコツを覚えればカメラで綺麗に写真に残すことが可能です。

今回はそんな花火撮影を入門用ミラーレスを使って簡単に撮影する方法を解説します。

最初に撮影例をひとつだけ紹介。今回の記事をマスターすれば誰でも次の様な写真が撮影できます。

α6000 16mm ISO感度:100 F値:16 SS:8秒(BULB)
今回の記事で分かる事

・花火撮影に必要な機材
・ミラーレスで撮影する際の方法・設定

それでは、解説していきます。

星空撮影についても記事にしていますので良かったらご覧ください。

目次

ミラーレスで花火撮影 – 準備編

撮影の設定を解説する前に、必要な機材、準備しておくといい事などついて解説します。

必要な機材

撮影にあたって必要な機材をまとめると次の通りです。

最低限必要な機材

・カメラ本体(お好みで)
・レンズ(お好みで)
・三脚(絶対に必要)
・リモートコマンダー(ある方がいい)

カメラ本体

解説では「SONY α6000」を使用しています。軽量かつ高性能なコスパのいい入門機です。

ミラーレス(レンズ交換式)なので撮影シーンに応じてレンズを使い分ける事ができます。

マニュアル撮影が可能な一眼やミラーレスなら花火をより綺麗に写真に収める事が可能です。

レンズ

ボディに合わせるレンズですが、α6000レンズキットに付属している様な標準ズームレンズでも十分に撮影が可能です。

広角寄りだと全体が入りダイナミックな撮影が可能で、望遠だと迫力のある撮影が可能です。

解説では「シグマ16mm F1.4 DC DN」を使用して花火全体を撮影しています。

三脚

花火を撮影する際は、長い時間シャッターを開ける事になる為、絶対に三脚が必要です。

シャッターを開けている間にブレが生じない様にカメラを固定してあげる必要があるからです。

解説では標準的で使いやすくコスパもいいベルボンの三脚を使用しています。

リモートコマンダー

無くても撮影はできますが「BULB撮影」の際にカメラ本体を直接触るとブレが生じる可能性がある点と、花火の打ち上がりから開花に合わせてシャッタースピードを調整する為、リモートコマンダーがあると非常に便利です。

シャッターレリーズとも呼ばれ、手元でシャッターを操作する事が可能です。解説では次のシャッターレリーズを使用しました。

現地の下調べをする

現地の下調べをする事で、撮影可能な場所を事前に把握できるので準備がスムーズです。撮影方向に街灯や電線などが無いかなども調べておくといいですよ。

花火大会によっては会場に三脚持ち込みが禁止の場合もありますので注意が必要です。また、三脚の高さによっては周りの方の迷惑になるので高さはなるべく低くして撮影するといいでしょう。明るいうちに現地入りしてセッティングを済ませましょう。

ミラーレスで花火撮影 – 撮影編

それでは、撮影の方法や設定について詳しく解説していきます。

田中さん。

何回か繰り返すと簡単に撮影に挑めますよ。

撮影方法

①安定した場所に三脚を設置する(距離も考えて)
②カメラを三脚に取り付ける
③雲台を調整して撮影したい方向に向ける
※シャッターレリーズを使用する場合は取り付ける
④撮影設定を行い撮影する

撮影設定

それでは、撮影時のカメラ設定について解説します。

①カメラのダイヤルをM(マニュアル)に合わせる。

②マニュアル設定をする。
※次の様な大まかな設定ではじめてみましょう。

カメラ設定

フォーカス:マニュアル
手振れ補正:オフ
SS(シャッタースピード):BULB or 4秒~15秒程
ISO感度:100
F値:8~14 ※10でスタートして撮影時に調整

③花火にピントを合わせる。
事前に無限遠にピントを合わせる方法もいいですが、今回は下記の方法でピント合わせをしています。
花火が上がり始めたらオートフォーカスで一旦ピントを合わせ、すぐにマニュアルフォーカスに変えてピントを固定。

④実際に撮影する。
花火の上がりはじめにシャッターを開き、花火が開き終わる頃までシャッター開きっぱなしにすると綺麗に撮影できます。
SSをBULB or 4秒~15秒程と設定で書きましたが、実際には花火の違いで時間が変わるため、SSを自由に調整できる「BULB撮影」がオススメです。
※撮影モードがマニュアルで、SSを一番遅い30秒まで進めるとその先に「BULB」があります。
撮影時の手振れ(ボディに触れる時のブレ)を防ぐ為にもシャッターレリーズがあると便利です。

撮影例

それでは実際の撮影例を紹介します。上記の撮影方法に準じて撮影しています。

はじめに紹介するのが「シャッタースピード 6秒」と短めで撮影した例。花火の軌跡が程よく残るものの、少しだけ暗い仕上がりです。

α6000 16mm ISO感度:100 F値:16 SS:6秒(BULB)

次に紹介するのも、同様に「シャッタースピード 6秒」ですが、花火の数や種類が多く、軌跡も明るさの仕上がりも良くなった例です。

花火によってシャッタースピードの違いが出るところが花火撮影の面白いポイントです。

α6000 16mm ISO感度:100 F値:16 SS:6秒(BULB)

つづいては「シャッタースピード 8秒」で撮影した例ですが、花火がまとまって上がった為、明るすぎて露出オーバーとなり白飛びしてしまった例です。

この様にならない為にもシャッタースピードの調整が大事である事が分かりますね。

α6000 16mm ISO感度:100 F値:16 SS:8秒(BULB)

最後に紹介するのが、冒頭でも紹介した写真です。

同様に「シャッタースピード 8秒」で撮影しましたが、白飛びする事もなく綺麗に撮影ができました。

花火の「数、種類、色」どれもが多すぎず丁度よかったのがうまく撮影できた理由です。


α6000 16mm ISO感度:100 F値:16 SS:8秒(BULB)

ミラーレスで花火撮影 – まとめ

今回は、ミラーレス一眼を使用した花火撮影について解説しました。

最後に花火撮影のカメラ設定について振り返ると下記の通りです。

カメラ設定

フォーカス:マニュアル
手振れ補正:オフ
SS(シャッタースピード):BULB or 4秒~15秒程
ISO感度:100
F値:8~14 ※10でスタートして撮影時に調整

夏の風物詩である花火は絶対に撮ってみたい被写体の一つですよね。

本記事を参考に、今年の夏は花火大会に撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。

今回の記事が参考になりましたら幸いです。それでは、また!

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