【SONY WF-C500 レビュー】1万円以下で装着感が抜群のワイヤレスイヤホン
イヤホンは生活に欠かせない田中さん。です!
昨今では、各メーカーより
高級ワイヤレスイヤホンから安価でも高性能なワイヤレスイヤホンまで幅広いモデルが登場していますよね。
皆さんは、ワイヤレスイヤホンを選ぶときにどの様な点に注目して選びますか?
・とにかく高性能
・初心者でも使いやすい
・コンパクトでシンプル
・装着感がよくストレスフリー
・機能はさておきデザイン第一
上記の様な点に分けられるのではないでしょうか?
昨年、SONYよりWF-1000XM4という
ハイエンドモデルが発売されて大好評でした。
デザインも性能も最高で申し分なかったのですが
値段が高すぎる…という点がネックでした。
そんな中、「WF-1000XM4」の系統ともいえるデザインで安価ながら使い心地も装着感も抜群のモデルが発売されました。
前述の注目する点で紹介した要素の丁度いいところをついた、バランスのとれたモデルで
エントリーモデルとしてもオススメだったので紹介していこうと思います。
QOLが向上すること間違いなしですよ。
WF-C500 – 外観・デザイン
早速紹介していきます。
パッケージはかなりシンプルです。
「1000XM4」もそうですが、同様に
プラスチックを完全に廃した紙パッケージです。
サステナブルを意識した製品が増えている中でSONYもこういった紙パッケージが増えてきましたね。
外装から中まですべてが紙パッケージでした。
今後はこういったパッケージが主流になってくるんだな。と感じさせるのには十分な出来でした。
本体・充電ケース・イヤーピース
充電ケーブル(Type-C)・説明書
イヤーピースをとめているものまで
紙でできています。環境への配慮がすごい…
ケースを開くと本体が入っています。
今回は、ブラックを購入しました。
4色:ブラック・ホワイト・アイスグリーン・コーラルオレンジ
カラーは流行りをおさえた感じですね。
ケース、イヤーピースまでカラーが統一されていて好印象。
ケースは充電の役割も担っています。
フタはカチッっとクリック感のある開閉です。
本体を取り出してみるとこんな感じ。
かなり小さい本体ですが、取り出すときにつまみにくく困るような事はありませんでした。
外観は「1000XM4」に似ており
エルゴノミックサーフェースデザインを採用し非常にたかい着け心地を実現しています。
イヤホン本体は全体的にマットな仕上げになっており1万円程のイヤホンとは思えない高級感があります。
内側はこの様になっており、左右の表記に充電の接続部分があります。
左右で操作方法が違うので間違えない様にしましょう。
実際に装着するとこの様になります。
出っ張りも少なく、耳の形状にあった装着感で
非常に着け心地の良さを感じることができました。
装着感がいいとストレスフリーですよね。
長時間着けたままでも気になりません。
WF-C500 – 主な特徴
簡単にWF-C500の特長をまとめました。
・DSEE機能 搭載
・本体10時間+ケース10時間のロングバッテリー
・10分充電で60分再生のクイックチャージ対応
・Headphones Connectアプリ対応
・IPX4相当の優れた生活防水
・360 Reality Audio対応
けっこう多機能ですよね。
簡単に下記にて各項目を紹介していきます。
・DSEE機能
圧縮された音源をCD音質相当まで補完する機能
SONYの独自開発技術です。
ストリーミング再生なども高品質で視聴できます。
低価格帯でも対応しているのはありがたいです。
・ロングバッテリー
本体のフル充電で10時間とかなりのロングバッテリーですが、充電ケースでの10時間分を足すと
合計20時間再生できるロングバッテリー仕様です。
バッテリー切れの心配はありませんね。
・クイックチャージ
10分充電で1時間再生できます。
まさにクイックチャージですよね。
突然、ちょっと使いたい!となっても安心です。
・Headphones Connectアプリ対応
※後ほど別項目で詳しく紹介しています。
・IPX4相当の防水性能
生活防水に対応しており
外出時の雨やスポーツ時の汗などから守ります。
安心して使うことができますね。
・360 Reality Audio対応
これは百聞は一見に如かずです。
音に包まれる体験を実際にしてもらいたいです。
後ほど紹介するアプリで、耳の形やイヤホンの最適化をすることでよりよい環境で臨場感ある音楽を楽しめます。
WF-C500 – 物理ボタンが便利
WF-C500ではタッチセンサー等ではなく
物理ボタンでの操作になっていますがこれが意外と使いやすく便利でした。
本体の丸い部分がボタンになっており
非常に軽い押し込みで押すことができる様になっています。
ボタン仕様なので、タッチセンサーでありがちな
手があたってしまって意図しない操作をしてしまった…といったトラブルを回避することができます。
これは、逆にアナログでよかった点とも言えますね。
左右で物理ボタンの操作が違うので下記にてまとめてみました。
非常にシンプルで使いやすく好印象でした。
WF-C500 – アプリ利用で更に便利に
つづいてアプリの紹介です。
WF-C500は、Head phones Connectアプリに対応しておりイコライザーで好みの音質に変更も可能になっています。
機能を簡単に紹介していきます。
①アプリをインストールして起動。
②BluetoothによりWF-C500が検出され接続。
接続済みの機器一覧に自動で登録されます。
※接続機器の変更も同様に、機器一覧から行うことができます。
実際に接続すると次の画面が表示されます。
ステータス画面
ステータス画面では下記の操作・確認が可能です。
・再生中の楽曲名、再生/停止、曲送り/戻し、音量調整
・左右のイヤホンのバッテリー残量の確認
イヤホンもブラックカラーで表示されています。
表示される本体カラー・アプリのUIが接続している本体カラーで変わるのは非常に嬉しい点ですよね。
サウンド画面
・イコライザー設定
好みの音色に変更することができます。
カスタムは2つまで保存可能。
Bright.Excited.Mellow.Relaxed
Vocal.TrebleBoost.BassBoost.Speech
の8つのプリセットから選択ができます。
・360RealityAudio設定
耳の形を測定・アプリの最適化ができます。
360RealityAudioを最も最適な設定で楽しむために重要な設定です。
・Bluetooth接続設定
音質優先・接続優先から選択できます。
音楽の視聴では音質優先
通話などでは接続優先などの使いわけができますね。
・DSEE設定
OFFかAutoの2択なのでAutoがオススメです。
最後におまけで私のイコライザー設定を紹介します。
より臨場感を楽しめる設定になっていると思います。低音が足りないと感じたらBASSの値を調整してくださいね。
低音が足りないと感じたら
BASSの値を調整してくださいね。
WF-C500 – メリット・デメリット
主な特徴などを紹介してきましたが
WF-C500のメリット・デメリットについて
簡単にまとめましたので紹介します。
・本体が軽く抜群の装着感
・DSEE対応
・ケース込みで20時間のロングバッテリー
・IPX4相当の防水性能
・Head Phones Connectアプリ対応
・ノイズキャンセリング非対応
・ワイヤレス充電非対応
・ハイレゾ音源非対応
1万円程とは思えないほど完成度が高く
多くのメリットがあげられたのですが
残念ながらノイキャン・ワイヤレス充電・ハイレゾ音源の3要素については非対応となっています。
これは価格帯を考えるとしょうがないところかと思います。
WF-C500 – 仕様・比較
それでは、簡単にWF-C500の仕様を確認しつつ、他機種と比較して見ていこうと思います。
まずは、WFシリーズとの比較からしてみます。
WF-C500は高価格帯と比べて総合力は劣るものの
本体が軽く、優れた装着感とロングバッテリーに加え防水性能も備えて10,000円を切るモデルに仕上がっています。
つづいて同価格帯では一番のライバル機種ではないかと思うANKERのワイヤレスイヤホンとの比較してみました。
比較したのは Soundcore Life P3です。
ANKER Soundcore Life P3は
低価格帯ながらもノイキャン・ワイヤレス充電にも対応しており、さらには外音取り込みモードも搭載しています。
まさに安価ながら全部乗っけイヤホンという感じ。
一方で、WF-C500はLife P3と比べ
優れた装着感や本体のバッテリー持続時間、さらに音質もよくバランスのとれたイヤホンといった感じです。
非常に好みが分かれる2機種ですね。
WF-C500 – こんな方におすすめ
ここまで紹介してきましたので、WF-C500がどんな方におすすめなのか紹介します。
ずばり一言でまとめると
「お家での通常使用にオススメ」です。
ノイキャンや外音取り込みは搭載されていないので高音質、ロングバッテリー、防水性能を生かした
お家でのながら使用に最高のモデルだと思います。
逆に、外出時には前項で紹介したSound core Life P3が同価格帯ではノイキャンや外音取り込みも搭載されていてオススメです。
WF-C500 – 評価・まとめ
ここまでWF-C500を紹介してきました。
簡単に下記にて評価してみました。
項目 | 評価 |
---|---|
デザイン | |
音質 | |
装着感 | |
バッテリー | |
遮音性 | |
機能面 | |
コスパ |
ノイキャンやワイヤレス充電には非対応なものの
100XM4譲りのデザインで装着感に優れ、DSEE搭載で音質にもこだわりを感じるモデルになっていました。
防水機能も搭載・アプリで音質のカスタムも可能な上で、価格は1万円程度におさえられておりSONY製のワイヤレスイヤホンの
新たなスタンダードタイプとして申し分ない完成度でした。
これからの更なる進化に期待できますね。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
それでは、また!